2019-05-15 詩:バター 創作 詩 冷蔵庫に置いてる つめたいバター 毎朝塗られる日々 かたいと文句も言われたり そんな君は切られて削られて 小さくなって しわしわの銀紙をまといつつも 美味しさと笑顔を与えている ホットケーキを焼いてあげよう ふかふかの舞台へ、さあ 最後のひとかけらに スポットライトを当ててあげよう バターのお姫さまは熱で溶けて とろとろになっちゃった そして子どもたちのおやつへ ホットケーキとともに