ブログで大事なことは、おすそ分けの心と楽しむ心—8/6 ブロガー大文化祭@神田 レポート
(画像引用元(クロップ加工済): ブロガー大文化祭開催します!ブロガー同士で交流したい人集まれ! - いつ俺〜いつから俺ができないと錯覚していた?〜)
8/6に「ブロガー大文化祭」というオフ会イベントが東京・神田で開催されました。
関連して、その翌日8/7にあった「守形レイジニキを囲むオフ」も開かれました。
私は大阪から高速バスで駆けつけ、これら2つのオフ会に参加してきました。 2つともとても実りある会でしたので、レポートとしてまとめてみたいと思います。
1次会前半:トークセッション
1次会は「前半のトークセション」「後半の交流会」という構成でした。まずは、トークセッションについてレポートします。
会場:C-Lounge神田
Space Guide[シーラウンジ - c Lounge] the c - シェア型複合施設
すごいおしゃれで、プロジェクタも大きく、自由度の高いイベントスペースでした。
トークセッションのハイライト
簡潔に、面白かった話を抜粋します。
ブログの方向性と目標
- ヒトデさん(記事一覧 - 今日はヒトデ祭りだぞ!)
- 承認欲求を満たしたい!褒められたい!
- はらぺこグリズリーさん(コスパ最強!!一人暮らしの簡単節約料理レシピ)
- ブログを書く動機は「美味しいものを食べることが大好き」
- ただ「おいしい喜びをおすそ分けしたい」
- 近いうちに出版するかも!?(企画は現在進行中)
- 守形レイジさん(涙拭けよ)
- 収益報告を聞いてると、頭がおかしくなってくる
- 数字は一つのモチベーションだが、比べ始めるとしんどくなる
- 最初に始めたときの気持ちを大切にすると、長続きするのでは?
生活の中でのブログの位置づけ
- 守形レイジさん
- 子どもを寝かしつけてからの2時間で書く
- みるおかさん(レコメンタンク)
- 無理矢理一日一記事とかやるとしんどい
- 無理に書かないようにしたら楽になった
- けいろーさん(ぐるりみち。)
- きっかけは日記やライフログ(その日あったこと、記録)
- おやつ食べた後にブログ書く
- らくからちゃさん(ゆとりずむ)
- 仕事以外のことをやりたいと重い、10週連続ではてブを集めた→疲れてしまった
- 「ブログはおすそ分け」
初級者から中級者になった瞬間はいつか?
- バズる記事かどうか?の感覚が分かる
- 日常の何でも無い風景や感情を記事にできるようになってくる
- 人気が上がるにつれて、リテラシーの要求が上がってくる
- 出典や引用元が適当な記事を書いたり、著作権のある画像を気軽に使えなくなったりする
- 軽微に見える不備やミスに対して揚げ足取りをする人が増える
- なので、予防策として「作法として正しい記事の書き方」をすることになる
- 初心者ブロガーにありがちなこと
- 最初は誰も読んでない時期がある
- そのうち、内輪向けに書くようになってしまう
- ある日バズって炎上してしまう
- 特にはてなブログは、「いつ誰に読まれるか分からない」度合いが強い
- 「真に受けない技術」も必要
- サイレントでも、熱心な読者も意外といる
- 悪意をぶつける人もいるが、それよりも熱心なファンは必ずいる
- ネタがかぶったとしても、「その人の文章だから」読みたい読者もいる。だから、ネタかぶりを恐れず書いてほしい
記事の書き方
- ヒトデさん
- あえてセオリーを無視しているし、国語の教科書も無視する
- 「読みたい」気持ちを持ってもらうような文章
- テンションを高くする
- 読者の方からのレスポンスは必ず返す
- コメント欄、はてブ、Twitterもオープンにしている
- みるおかさん
- あえて自分を消している(特に科学記事)
- グラフと図を読めば分かるように考えている
- かるびさん(あいむあらいぶ)
- 親しみやすさを出す(例:ですます調)
- 人の悪口は書かない
文章の書き方
- けいろーさん
- あまり構成は考えず、感じたことをそのまま書いている
- 分かりにくくなってもいいから、自分の脳内をダダ漏れにしている
- まずは思いついた通りに書き、後で何度も推敲する
- らくからちゃさん
- 1記事あたりの時間: 1時間30分-2日
- 先に仮説を立ててからグラフや図表を作るが、その意図通りにならないこともあり、逆にそれが面白いこともある
ビッグキーワードを狙うべきか?
- ヒトデさん
- いつもできればいいけど、基本的には運狙い。読まれる記事やイチオシ記事を育てる
- みるおかさん
- 「ビッグの中のニッチ」を狙う。例えば「TOEIC」は元々ビッグだが、予想もしない複合キーワードでそれなりに来てくれる
ブログカスタマイズ講座(ゆきひーさん&shunさん)
トークショーの中で、ゆきひーさんとshunさんによる、ブログカスタマイズ講座が開かれました。
カスタマイズの必要性
- 記事を書かなくても目標に近づける方法がカスタマイズ
- 例えば、Amazonアフィリエイトリンクの色を変更しただけで、収益が1.3倍になる例も
- 今あるコンテンツの財産を生かして、少ない労力で収益を上げるためにカスタマイズをおすすめする
厳選・おすすめカスタマイズ
- 記事上と記事下を変えるだけでもおすすめ!
- 関連記事・おすすめ記事からの流入が重要
- 自信のある「勝負記事」からの流入は大きい
ヒートマップ作成ツール「Ptengine」
訪問者がどこをクリックしたかが分かる「ヒートマップ」を作るツール。 すごく便利そうで、Webマーケティングの方なら業務でも使えそうです。
1次会後半:交流会
色々な方とお話できました。正直ちゃんと記憶できてません・・・泣
印象に残ったブロガーさんについては、後ほど紹介します!
あと、炭酸水のペリエがさりげなく置いてあるのは、服薬中でアルコール断ちしてる自分にとってはありがたい配慮です!!(笑)
2次会
会場:THE 有鳥天酒場 神田店
無限にから揚げが出てくる店です。大変美味しいですが、「もういいです!」というぐらい、から揚げが食べられますw
今回の一番の収穫は、はらぺこグリズリーさんを中心にしたテーブルでの会話でした。(その内容は後述します)
以上が、「ブロガー大文化祭@神田」の模様でした。
8/7 レイジニキを囲む会
「ブロガー大文化祭」とは別件で、Cyndiさん(CindⅢ site) の主催で「守形レイジニキを囲むオフ@TOKYO」がひっそりと開催されました。
ベガ ワインカフェバー
その日の店員さんがCyndiさんと知り合いらしく、その方もブロガーさんらしいです。居心地のよいお店でした。
興味深かった話題
簡単にここでの話題をピックアップします。
- 自転車ブログは荒れやすい分野
- マナーや道路交通法関係の重箱の隅をつつきたがる人が多く、とにかく炎上する
- 自転車に「一家言」ある人がやたらと多く、「そんなつもりで言ってるんじゃないのにな…」というコメントがよく付く
- 全マシニキの武勇伝
- 全マシニキは今日も全マシ
- 私自身は全マシニキを全く知らなかったのですが、とにかく出てくるエピソードが全て面白かったです。そして、すごく良い人だと認識しましたw
- 「UX向上を取るか、広告収入アップを取るか」のジレンマについて
- これはあとで書きます。
基本的に、笑いありいい話ありの、すごく有意義な時間でした。 またこのメンバーでお話ししたいです!
印象に残った方
ここで、2日間で初めて対面した方のうち、印象に残った方を紹介します。
みるおかさん『レコメンタンク』
平素から仲良くさせてもらっていますが、リアルにお目にかかるのは初です。キャラはイメージ通り温和でフレンドリーな方ですが、見た目はなかなかお洒落さんでした!
ゆきひーさん『Yukihy Life』
らくからちゃさんとその奥さん経由で色々お話は伺ってました。すごく誠実そうな青年ですが、何かと若気もある方らしいと各所から伺っています(笑)
けいろーさん『ぐるりみち。』
アイコン通りの和装で登場。イメージ通り、品のある落ち着いた方でした。けいろーさんのように、感性豊かな文章を書けるようになりたいと、改めて思いました。
守形レイジニキ『涙拭けよ』
「大文化祭」だけでなく「レイジニキを囲むオフ」でもたくさんお話を伺いました。さわやかイケメンでおもろい人でした!人を引き込む魅力があると思います。
サユさん『おどりば』
メンヘラブロガー仲間その1。色々興味深く、多分これからお世話になります(笑)
(15:58 名前表記が間違っていたので訂正しました。お詫び申し上げます。)
なるきさん『このつまらない世界に終止符を』
なかなか波瀾万丈な方。プロフィール(めっちゃ長いプロフィール - このつまらない世界に終止符を)をよく読むと、幼少時から常に哲学的な悩みを抱えていらっしゃるようでした。
心理学がお互いの興味なのもあるので、なるきさんとは一度Skypeでもいいので、サシでとことん話してみたいです。
ちなみに、この記事が個人的にイチ押しです。すごく興味深いです。
ハチさん『気まぐれハチログ』
メンヘラブロガー仲間その2。自己紹介(自己紹介 - 気まぐれハチログ)の「日常のバタバタを綴りながら、『生きやすさ』を目指すブログです」というフレーズは、すごく共感できます。
あじのりさん『癒されたい味のりのブログ』
iyasaretaiazinori.hatenablog.com
メンヘラブロガー仲間その3。硬派な議論系記事からファニーなネタ記事や日記まで、あらゆる文体で書けるブロガーさん。個人的に好きなタイプのブログですw
本日の個人的MVP:はらぺこグリズリーさん
今回、「わざわざ東京に足を運んでよかった!」と思えたことは、はらぺこグリズリーさん(以下、はらぺこさん)のお話をうかがえたことです。
はらぺこさんは『コスパ最強!!一人暮らしの簡単節約料理レシピ』で有名な方です。料理をする方なら、既にご存じかも知れません。
cheap-delicious.hatenablog.com
はらぺこさんはめちゃくちゃ謙虚に、しかしながら「食べる喜び」「その喜びを広めること」について語ってくださいました。
はらぺこさんのブログが他の追随を許さない理由
「美味しいものを食べることが大好き」とはらぺこさんは仰います。 これは人間の本能が求めるすごく根源的(プリミティブ)な「欲」です。
その欲を元にした「美味しさをおすそ分けしたい」というモチベーションは、すごく強固なものです。この点が他ブログの追随を許さない理由だと思います。
例えば、「煮卵やトマトソースでそんなに語れる人がいたのか!?」というぐらいに、時間と努力の末に書かれた良質なコンテンツが、このブログには揃っています。
シンプルで力強いコンセプト
はらぺこさんのブログには「このブログについて」というページがあり、ここには明確なコンセプトが書かれています。
cheap-delicious.hatenablog.com
料理を自分で作っていくことで、得られる発見や感動によって食事の時間を2倍も3倍も楽しい時間にすることが目標です。
その他にも、「コストパフォーマンス」「一人暮らし」「簡単(その辺のスーパーで手に入る食材を使う)」「分量」「節約」「価格」「構成」などについての方針が、それぞれ簡潔かつ明確に書いてあります。
特に、「節約」の項目は名文だと思いますので、全文を引用します:
節約というものに絶対的な定義はありません。
水道代を節約しようとしてお風呂に入ることをやめれば別の問題が起こりますし
食事にかかる費用にしても同じことです。
安いからといって同じ食材だけを食べ続けていては体調を
崩しかねません。
浮いた時間やお金を楽しく使うのが節約の良さだと思っています。
無理なくできそうな節約を心がけております。
そしてトドメは、読者に対する溢れんばかりの感謝です。
アクセス数について
この数値に関しては、いつも当ブログをご覧くださっている皆さまのおかげ以外の何者でもありません。 皆様の支えが積み重なった結果だと思っています。
「当ブログに初めて来て頂いた方に読んでほしい記事」
ここで、有名な「世界一美味しい煮卵」が紹介されます。
cheap-delicious.hatenablog.com
ここに書かれている「もし来訪者様が卵が嫌いじゃなければ」という細かい配慮は、もはや泣けるレベルです。
「最後に」
このページを締める「最後に」も名文です。
筆者は美味しいものを食べることが大好きです。
ですので美味しいものを自分で作ることができたら、いつでも美味しいものを食べられるので最高だと思います。
そんな思いで日々料理をしていたら料理が大好きになりました。
筆者のレシピが皆様の生活を豊かにすることに役立てば光栄です。
はらぺこさんのブログは「王道中の王道」である
最近のGoogleは、検索順位の基準として「コンテンツ・ファースト」を掲げています。検索エンジンのチューニングも、基本的にはこれを満たすように日々改善されているはずです。
その点で、はらぺこグリズリーさんのブログは、きわめて「コンテンツ・ファースト」であり、「王道中の王道を行く」ブログだと私は思います。
加えて、どんなにべた褒めしても「いや、そんなことはないです…」と何度も仰っていて、人格としても恐ろしく謙虚なことも個人的には好感を持ちました。
「美味しいものを食べることが大好き」「美味しさをおすそ分けしたい」という気持ちから生まれる文章が、どんな施策も越えて十年先でも通用する、王道かつ最強のSEOだと思います。
思ったこと
「社会で生きにくさを感じる人」の集まり
今回の参加者には、少なからず「社会の中での生きにくさ」を感じる方がいらっしゃいました。
それに対して、「生きやすくなる」手段の一つが、ブログなのかもしれないと最近思います。
ブログを書く効用として大事なのは、「自己表現の手段であること」、そして「こんなことを考えているのは自分だけじゃないんだ!という気づき」だと思います。
収入面については、いわゆる「ブログ飯」が批判されることも多いです。ただ個人的には、(収入源をブログ一本に依存しないという条件付きですが)、副収入としてブログを利用することは「生きる選択肢」を増やすことになると思います。
「生きにくい人が生きやすくなるように」
最近、自分のミッションステートメント(人生の指針)を決めました。それは「生きにくい人が生きやすくなるように」です。
元々は、個人的に「障害者のある人の生き方」に興味が長らくあり、自分なりに色々考えてきました。しかし、「一般の方への啓蒙」という点では、長らく困難を感じていました。
- 障害者という括りの中でさえも、身体障害もあれば知的障害・精神障害も、発達障害と色々ある。
- 発達障害の中でも、「お互いの特性がわかり合えない」ということが度々あり、発達障害当事者会の運営における障壁にすらなっている。
そんな中で、錠前やすしというゲイのブロガーさんが「LOVE化アクション」という考え方を提唱していることを知りました。
「LOVE化アクション」は、好きになってもらうためのアクションのこと。同じく黒人差別を例にとると、キング牧師(カリスマ)のスピーチや、マイケルジャクソン等イケてる黒人アーティストの台頭など、思わず心を動かされるコンテンツがそれに当たります。
頭で理解することと、感覚的に好きになること。この二つのサイクルをぐるぐる回すことで、人は異質なものを受け入れていきます。
それならば、「生きにくさを感じる人は、みんな仲間だ!」と言ってしまう方が、仲間を集めやすいし、世の中を変えやすいかもしれない。
結論として、「マイノリティ」という括りで啓蒙していく方が、結果的に理解が得られやすく、自分が理想とする社会に近づくと考えました。
だから、「生きにくい人が生きやすくなるように」というミッションステートメントに辿り着きました。
生きやすくなるためのブログ運営:ブランディングとユーザ体験(UX)向上の重要性
このように「生きにくい人」が「ブログで生きやすくなる」ためには、ブログ運営としてはブランディングとユーザ体験(UX)向上が大切だと思います。
ユーザ体験(user experience; UX)とは、「ユーザが真にやりたいことを楽しく、心地よく実現できる」ことです。ブログで言えば、訪問者にとっての主観的な「良い読み心地」「嬉しさ・喜び・面白さ」だったり、「必要な情報が難なく手に入ること」(検索流入の場合)だったりします。
参考
- UXとは|ユーザーエクスペリエンス|ユーザー体験|User Experience - 意味/定義 : IT用語辞典
- 5分で絶対に分かる:5分で分かるユーザーエクスペリエンス(UX) (1/5) - @IT
「ブログで生きやすくなる」とは、例えば本業・副業におけるビジネス展開や、ブログの書籍化、いい印象を持ってもらったり名前を知ってもらう(ブランディング)などなどだと思います。人生の新たな道を開く重要なツールとしても、ブログには力があると私は信じています。
そのためには、長期的な視点でブログを運営することが大事だと思います。
例:「UX向上を取るか、広告収入アップを取るか」のジレンマ
例えば、モバイルビュー上部・下部に置く「追尾型バー」(広告やツールバー)。
(画像引用元: はてなブログスマホ画面にホーム・人気記事・カテゴリ・トップへ戻るの複合メニューバーをつけるカスタム - Yukihy Life)*1
これの施策効果(利益の向上)についてデータは確認していませんが、少なくとも多くのブログで導入されていることは私自身が確認しています。
ただ、自分自身はこれが嫌いで、「悪いUXをもたらす悪いUI」だと思います。
なぜなら、「狭いスマホの画面で固定バーを付けると、誤タップを誘ったり、画面の表示領域が狭くなる」からです。
自分の読者の方には、コンテンツに関係のない部分で「嫌だ」と思われたくありません。訪問者を嫌な気持ちにさせることは、長期的に見ると良くない(ブランディングの悪化)と思うからです。
- 例外として「誠実に書いたコンテンツが嫌われる」場合は仕方ないと思います。政治系やオピニオン系の記事など、コンテンツの特性としてどうしても賛否両論が出てしまう記事は、「嫌われる」ことは受け入れることにしています。
その点に関して、レイジニキの会にて、百戦錬磨のアフィリエイターでもあるつじもんさん(まぬけブログ|つじもんのなんでもありなブログ)に相談してみました。そして「UXを取るべき」「自分のサイトには絶対固定バーは付けない」と助言を戴きました。Cyndiさんもほぼ同意見でした。
結論として、「生きやすくなるためのブログ運営」のためには、巷で溢れている目先の「収益アップ施策」にとらわれず、「愛される」「ファンを増やす」ブランディングやUX向上を目的としたブログ運営が重要だと、私は考えます。
おわりに
以上の2日間で思ったことが考えたことをまとめてみます。
ブログにおける自分の信念は、間違っていなかったと確信できた
例えば、先ほどのような「UXは二の次で、収益の出る施策を重視すべき」という風潮には疑問を抱いていたものの、個人的に悩むばかりで確信は持てませんでした。
しかし、2つのオフ会を通して、自分と同じ考え方の方が意外と多くいらっしゃったことに感激しました。自分の考えは間違ってなかったんだ、と確信ができました。
具体的には:
- 流行りの情報や施策に惑わされない
- 「収益が上がる」ことは大事だが、「その代償として何かを失わないか?」もきちんと配慮する
- コンテンツ・ファースト=コンテンツが主役
- はらぺこグリズリーさんのブログとお話で、それを決定的に確信しました
- 人として当然のことをやる
- 人を裏切ったり騙すような施策・記事はやらない
- 人を不快にさせる施策・記事はやらない
- 読者のことを考える
- 読者の立場に立って、自分のブログを客観的に見て読んで感じる
- 他のブログを読んだときに感じる素朴な感情(好きだな、嫌だな)を大切にし、自分のブログにも反映させる
- 読者のユーザ体験(UX)を大切にする
- 数字を利用しつつ、しかし数字に踊らされない
- 分析ツールの活用は、直感では分からない潜在的なユーザ行動を発見してくれるので、有効に活用すべし
- しかし「数字を良くする」ことを目標にしてしまうと、読者を置いてきぼりにしてしまうし、何より自分が「数字の奴隷」になってしまう
以上のことを再確認しました。
この「ブロガー大文化祭」では、良心的なブロガーさんばかりだった
また、それぞれのブロガーさんが、きちんと自分の軸を持って書いていることも確認しました。
方向性はネタ系から(自分のような)真面目系まで幅広いですが、いずれにしても「読者は誰か?」「読者は何を求めているのか?」「自分のブログが提供できる価値は何か?」を当たり前のように(無意識のうちに)意識している方がほとんどでした。
そして、「より楽しく生きたい」「より良く生きたい」「より良い社会にしたい」というモチベーションも共通していました。
ブログを書いたり運営する上で、すごく良いモチベーションになった
個人的には、これが最も大きいです。
私自身は実はブログのリニューアル作業中です。しかし、手を付けるのがおっくうになってしまい、広告を付けないまま、だらだら記事を書くような状態でした。
そんな状況でブログのカスタマイズや広告に関する新鮮な情報が得られたため、非常にリニューアルへのモチベーションが高まりました。
なので、お盆休み中をめどに、これから急いでブログリニューアル作業+広告設置を頑張ります(笑)
結論:「おすそ分けの心」「楽しむ心」が、ブログを末永く続ける上で大切だと思いました。
- まずは、自分が書いて楽しいことが大切。
- 自分に何かいいこと・楽しいことがあったから、その情報や出来事や気持ちをおすそ分けする。
- そして、読んでもらって読者さんから感想をもらい、さらに次の記事へのモチベーションとする。
このサイクル、そして読者との距離感が重要だと思いました。
もちろん、PVや収入など「数字で喜びや肯定感を感じる」のも全くアリだと思います。ただ、「PVの奴隷」になっては本末転倒だと思うので、個人的には気を付けたいです。
また、他のブロガーさんの意見は違うかも知れないし、自分の意見も絶対正しいとは思いません。ただ、今回のオフでは、「案外自分と同じ考えの人が多かった」ことが、個人的な収穫でした。その意味で、今回はわざわざ大阪から来て、心から良かったと思います。
「ブロガー大文化祭」運営メンバーの皆様、「レイジニキを囲むオフ」企画のCyndiさん、そしてこの度お目にかかりました皆様に感謝を申し上げます。これからも末永くよろしくお願い申し上げます。
藤原 惟
*1:上記リンクのゆきひーさんは「なるべくシンプルなのにはしましたが、固定ボタンって、結構うっとうしかったりするんですよね」と仰っており、今現在の彼自身のブログには設置されていません。