障害を《ある》から《ない》にする「めがね」の話

photo by Thomas Hawk

「障害は、周りの状況(場所、環境、時代など)が作るものである」

「その状況を変えてやれば、障害は《ある》から《ない》に変えられる」

僕の師匠(そう勝手に思っている)の信念です。

例えば視力の悪い人は、現代社会においては障害者の《ある》人と言える。 でも、めがねをかけてやれば、障害は《ない》になる。

他に「障害者」と呼ばれている人にも、その人にあった「めがね」があるはず。

そして、

  • 「めがね」を作るのが科学技術やIT
  • 「めがね」を流通させたり従業員に「めがね」を付けるのがビジネス(特にソーシャルビジネス)

だと思う。

でも、最も大切なのは、「めがね」が用意できるという知恵であり、その知恵を知り広めてくれる人

僕はそういう人を大切にしたいし、そういう人を増やしたい。

僕の当面の目標は、

  • 自分がかかえてる「障害のようなもの」(うつ病、診断に至らない発達の凹凸)を理解して
  • 自分がうまく生きられるようになる

こと。

その後に、生きる知恵としての「めがね」を配る仕事をしたい。

(あれ、1カ月ぐらい悩んでいたのって、この結論を出すためだったのかな・・・)

藤原 惟

(参考: 「障害者」じゃなく「障害のある人」という視点から障害者差別解消法を考えてみませんか? | 高瀬真歩