考えたこと

弔うことは、思い出すことである。— 1.17 阪神淡路大震災について —

なぜ我々兵庫県民は、1月17日が来るたびに震災のことを思い出すのか。それは、あの日なくなった方を思い出すためであり、あの日から続く辛かったことや嬉しかったことを思い出すためでもある。だから、我々は5時46分に合わせて黙祷する。それができない人も…

「Fast alone, far together.」だから仲間を作りたい

友人の安部敏樹という男による、竹中平蔵氏との共著・『日本につけるクスリ』。彼との出会いを簡単に振り返り、巻末「おわりに」を簡単に書評しつつ、最後に自分の「far together」したいことを列挙したいと思います。

初詣ベビーカー論争におけるもう一つの視点:そもそも「ベビーカー参拝の作法」がないからでは?

2017年早々、SNSで次のような看板がある神社に掲げられたことが報告されたことがきっかけになり、「初詣にベビーカーでお参りすること」の是非が各所で激しく議論されています。この記事では「神道としてベビーカーをどう取り扱うべきか?」について、私の意…

私論:「失われた秋祭り」としてのハロウィン

「2010年代の日本におけるハロウィンの流行は、地方で伝統的に行われてきた秋祭りの、都市における代替である」という持論について。

人工知能が最後まで奪えない仕事は「意思決定」である?

私は「人工知能は、人間の良き道具であるべきだ」という立場をとります。 人間が第一であり、AIには支配させたり重要な決定権を任せるべきではない。 だから、私はAIの議論では、哲学と倫理を重んじています。

ブログで大事なことは、おすそ分けの心と楽しむ心—8/6 ブロガー大文化祭@神田 レポート

8/6「ブロガー大文化祭」と8/7「守形レイジニキを囲むオフ」のオフ会レポート。

【哲学】なぜ「役に立たない人」にも基本的人権を認めるべきなのか?−相模原の障害者施設・殺傷事件を受けて

「なぜ「役に立たない人」にも基本的人権を認めるべきなのか?」という問題の哲学的な論証。 その中で優生学、すなわち「生きる意味のない人間は、他人が安楽死させたほうがいい」という考え方が誤っていることも示す。

哲学のないビジネスやテクノロジーは失敗する

ビジネスにしてもテクノロジーにしても、「何が本質か」という問い、すなわち哲学がイノベーションにおいて最重要だと思います。

直感と科学は正しい生き方への両輪である

この記事を読んで思い出したことを書いてみます。 食のあり方を巡って、色々な立場の方がいらっしゃいます。 オーガニック界隈の中でも「疑似科学(ニセ科学)」を正当性の根拠にしてしまう人達がいます。 一方、その間違った一部の人だけを見て「オーガニッ…

メモ:安易な「AIに仕事を奪われる論」は避けつつ、しかし「AIに真似できない人間のあり方」を追求すべきである

AI(人工知能)とBI(ベーシック・インカム)-「仕事を奪われる」のか、「仕事から解放される」のか? | ZUU online この記事についての覚え書きを書いてみます。

【哲学メモ】「何かを判断すること」に対して、人間の主観を入れるべきか?

例えば、ビジネス上の意思決定や裁判みたいなものを考えます。 いずれも普通は、できるだけ理性に頼ります。つまり、ロジック・法律・学問などを駆使して、「(それなりに勉強すれば)誰でも納得できる判断理由」を作るのが普通です。 しかし最後の最後の判…